2025年5月1日、鎌倉海浜公園で開催された第96回メーデー、鎌倉逗子葉山地域統一集会に参加しました。集会には80人ほどが参集、鎌倉支部恒例の手作りプラカートは今年の干支にちなんだヘビを襟巻きに、デコレーションコンテストで第1位を獲得しました。デモ行進は若宮大氏を八幡宮で折り返し、元気に訴えました。
年金者組合鎌倉支部は鎌倉市に対する統一要求に参加し、年金削減の停止や年金の毎月支給を国に要請すること、加齢性難聴対策、バス路線の廃止・減便への対策などの立案をあげています。鎌倉市の回答を受け、8月に交渉が行われる予定です。
日比谷野外音楽堂に、首都圏から1800人が結集し、年金一揆&フェスタが開催されました。
鎌倉支部からは7名が参加、文化行事では神奈川の「青い山脈で炭坑節を踊る」に加わり、元気に踊りました。
「年金組合のパワーには驚いた」
「若い人も参加すると良いね」
などの声が聞こえました。
野音は今年で見納めだそうです。来年は新しい会場で、もっともっと盛り上がると良いですね、と感想を言い合いながら帰りました。
2024年9月20日(金)
場所 鎌倉芸術館 集会室
13:30~16:30
6.6 神奈川年金裁判 控訴を棄却
8年前に始まった年金裁判は、6月6日(木)東京高裁で控訴審が行われ、控訴棄却の不当判決が出されました。
裁判はわずか数分で終わり、場所を日比谷図書館コンベンションホールに移し、3時から約180人の参加で報告集会が開催されました。
報告集会では高橋弁護団事務局長以下5人の弁護士から、出されたばかりの判決文の要点と問題点について、くわしく説明がありました。
裁判長の声は聞こえにくく、しかも判決文も論旨が明快でないため、わかりずらいのですが、国の言い分を代弁し、年金削減は不合理ではない、という不当判決です。
裁判所は国の代弁者か
我々が訴えた年金財源が本来積立方式であったものが、国民的合意のないまま賦課方式にされてしまったこと、それによって少子高齢化を理由に年金を削減したことは、憲法25条および憲法29条に違反するという主張に対して、正面から答えることなく、年金改定は行政の裁量の範囲であるという地裁判断をそのまま繰り返した判決でした。
また伊藤周平鹿児島大学教授の証言や、ILO条約・国際人権規約は全く無視されています。
最高裁上告を準備 弁護団
報告集会では高橋弁護士から、この不当判決を覆すには、最高裁への上告という方法しかない、と提言があり、大きな拍手が起こりました。これからは原告・弁護団は最高裁への上告の準備に入ることになります。
神奈川年金裁判は、横浜地裁から東京高裁まで、原告の一人一人から切実な訴え、弁護士・学識経験者から憲法違反の熱心な主張を行ってきましたが、国側代理人は一度として弁論がありませんでした。裁判所は原告・弁護士の主張を聞くだけで判決文を作文したわけですが、それは国の政策を「少子高齢者社会」だからしかたがないのだ、と代弁するだけだったといえます。「法の番人」であるべき裁判所が国民の切実な訴えよりも、国の誤りを弁護し、ある意味では国の代理人というよりも、その意向を“忖度”して判断する、という姿勢に終始しました。
2024年5月10日、快晴の一日、恒例の支部バス旅行を39人の参加で実施しました。
富士吉田道の駅~本栖湖・芝桜まつり~富士宮で昼食~富士宮世界遺産センター~浅間神社本宮をめぐりました。
青空の下に広がる雄大な富士を、東西南北から眺めることができ、また満開の芝桜を楽しみ、昼食は手まり寿司をいただき、午後は世界遺産センターの“逆さ富士”館内で登山を疑似体験、締めに浅間神社総本宮をお詣りするという、“富士山三昧”の一日となりました。
本栖湖・芝桜まつり
世界遺産センター・浅間大社