最新ニュースのページ 更新日 2012年5月23日
マウスを重ねると怒りだします
私たち年金者組合は、年金引き下げや、支給年齢引き上げなどの年金制度改悪に反対です。そして社会保障費負担を口実にした消費税アップにも反対です。
老人や女性に多い無年金や低年金を無くすため、最低保障年金を実現しましょう。
緊急 6月支給分から年金0.3%カット!!
6月15日に振り込まれる、4月・5月分の年金から、0.3%がカットされます。これは、年金の「物価スライド制」によって“自動的に”年金支給額を変更できるという制度に基づいて、厚生労働省が2011年中の消費者物価指数の下落0.3%(総務省発表)に応じて、2012年の年金額を0.3%減額する、というものです。私たちは不当な年金カットに強く抗議します。
年金者組合は、物価下落は高齢者の生活実感から離れていること、わずかな減額でも低年金者にはダメージが大きいことなどの理由から、このような「物価スライド制」による年金カットに強く反対しています。
さらに政府は、いわゆる“仕分け”の成果として、過去の2000年から3年間の物価下落分が「特例水準」によってカットされなかった分の2.5%を、今年の10月から3年かけてカットする「年金削減法案」の成立を目指しています。さらにそれだけではありません。4年後には「マクロ経済スライド」という方式を導入して、年金のカットが計画されており、このままでは私たち年金生活者の生活は大変なことになります。
このように年金が次々と切り下げられようとしています。私たちは高齢化がすすむ年金受給者とこれからの受給者の生活と権利を守るため、年金カット反対の声を今こそ上げましょう。不当な年金引き下げの実態を訴えると同時に、私たちの支部活動を知ってもらうために、2月から偶数月の年金受給日に、署名と街頭宣伝を行っています。ご支援をお願いします。
news 1 5.1 メーデーに参加
第83回鎌倉逗子葉山地域統一メーデー
5月1日、鎌倉の由比ヶ浜海浜公園において開催された地域統一メーデーには、26団体130名が結集しました。年金者組合は鎌倉支部から13名、逗子葉山支部から3名が参加しました。
集会開始頃には小雨もあがり、雲間に明かりが見え始め、心地よい海風にふかれながらの集会となりました。年金者組合は、紙製のカブトに吹き流しの短冊を着けた大名行列の仮装をして、パフォーマンスで年金カット反対などを訴えました。プラカードコンテストでは第3位になりました。
集会後、公園から鶴岡八幡宮前まで、鎌倉の目抜き通りをデモ行進し、沿道の皆さんに消費税引き上げ反対、年金引き下げ反対、原発再稼働反対などを訴えました。
年金者組合メーデー要求
・消費税増税やめよ!
・年金引き下げをやめよ!
・最低保障年金を実現せよ!
news 2 4月20日 ねんきん神奈川共同墓所 墓前祭
年金者組合神奈川県本部共同墓所
年金神奈川共同墓所の第2回墓前祭が4月20日南葉山霊園で行われ200人が参加しました。今回、新しく納骨された方は6支部から6人の方です。
「ねんきん神奈川共同墓所」は年金者組合神奈川県本部の創立20周年を記念して、「あの世でも仲間で」という皆さんの要望に応え、2011年秋に設立されました。三浦半島の南葉山霊園内にあります。
共同墓所についてはこちらをご覧下さい。
news 3 鎌倉NPOフェスティバル
第14回 かまくら市民活動(NPO)の日フェスティバルが5月19日(土)・20日(日)の2日間、鎌倉学習センターで行われました。
鎌倉支部は支部活動の紹介写真と手芸教室の作品を展示し、同じ場所で夏野弘司県本部副委員長と2人の社会保険労務士が年金相談にあたりました。これには3人の相談者が訪ずれ、相談の内容は今年60歳だが年金の手続きはどうするのか、年金の税金はどれくらいか、65歳だが年金を受給を延ばすとどうなるのかなどでした。このフェスティバルには鎌倉市内70のNPO登録団体が参加し2600人が入場しました。
news 4 5.19 「生きてきたを伝える」懇談会
年金者組合で昨年秋に刊行した「鎌倉と戦争・生きてきたを伝える」に体験記を寄稿していただいた皆さんとの懇談会を5月19日(土)、大船のNPOセンターで開催しました。
執筆者が9名、その他の方が4名が参加し、1:30~3:30の予定を30分超過するほどの熱い話し合いが行われました。
皆さんそれぞれ、戦中・戦後の思い出を語る中で、次第に、戦前と戦後で何がどう変わったのか、本当に変わったのか、という話題から、さらにこの冊子を編集に起こった、3.11の原発災害の前後との比較に議論が広がりました。また、私たち年金者世代から、次の世代にこの体験をどう伝えていくのか、伝えることにどのような意味があるのか、世代間の歴史観のギャップをどうやって縮めるのか、など議論が尽きませんでした。
この冊子を刊行した意味と、これを活かしてさらに話し合いの機会を広げていくことで今回は閉会しました。
今までのニュースのページ
2012年4月のニュース(4月26日更新分)
2012年3月のニュース(3月19日更新分)
2012年2月のニュース(2月26日更新分)
2012年1月のニュース(1月25日更新分)
2011年12月のニュース(1月1日更新分)
2011年11月のニュース(11月27日更新分)
2011年10月のニュース(11月10日更新分)
2011年9月のニュース(10月1日更新分)