鎌倉支部・活動のご案内、お知らせ 更新日 2015年10月10日
数は力!
年金制度の改悪、社会保障の削減には、私たちの力で立ち向かいましょう。
医療や介護、私たち自身の問題に、なかまと一緒に取り組みましょう。
毎月15日の「年金下げるな!」 街頭署名 大船
2015年10月15(木) 「年金さげるな!!」宣伝・署名活動
年金下げるな!!
署名・街頭宣伝活動
10:30~11:30
大船・仲通商店街
若い人も高齢者も安心できる年金制度を!
今、年金制度は、景気対策・株価対策を最優先する安倍政権のもとで、大きな危機に直面しています。すでに、年金の2.5%削減が行われ、続いてこの4月から「マクロ経済スライド」の発効による年金カットが始まりました(6月受給分から減額)。
これは、少子高齢化を理由として、インフレの場合に年金を下げていこうというものですが、今まではデフレが続いていたため実施されてきませんでした。ところがアベノミクスで物価上昇したこちによって、いよいよ発効させ、なんと約30年間にわたって、毎年約1%ずつ年金を減額していこうとしています。これは物価上昇の場合が原則ですが、デフレ時でも継続しようとしています。
許せない! マクロ経済スライド
このマクロ経済スライドが発効されれば、現在年金を受給している私たちだけでなく、これから受給しようとしている現役世代にとって大変な問題です。また、若者の年金不信を強め、掛金をおさめない若者が増えて、結局、年金積立金がさらに不足していくという悪循環に陥ることは明らかです。
危険な年金積立金の株流用
その一方で、発足した安倍改造内閣では、磯崎厚労大臣が先導して、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の管理する130兆円の年金積立金を、外国のベンチャーなども含む株に回す枠を増やそうとしています。これは株価を引き上げるために使われ、大企業と一部の外国の投資家を喜ばせるだけで、株価が下がった時に損失ででることは、リーマンショックの時にも明らかになっています。
若者も安心できる年金制度に!
これらの安倍政権の年金制度改悪策は、消費税増税、医療・介護制度改悪、雇用制度の改悪と根はいっしょです。経済・株価優先、しかも働く人たちの賃金を抑え(上がったとしても増税で取り上げ)、大企業に利益をもたらそうというねらいから来ています。将来の年金制度の維持には、まず若者に仕事を与え、収入を安定さえ、安心して年金掛金を納付できるようにすべきです。誰でも安心できる年金制度の根幹は、「最低保障年金制度」です。これはすでに諸外国でも実施されており、社会保障のなかで重要な位置づけになっています。年金制度への不安を払拭するのが最優先でなければなりません。また、財源が不足するなら、消費税増税によるのではなく、大企業への課税、累進課税の強化などでまかなうべきです。
裁判と共に100万署名で戦います
私たちは、このような安倍政権の年金改悪、社会保障制度破壊、労働者の権利無視の姿勢を正すため、全国約2000名の原告を組織し、「年金引き下げ違憲訴訟」を行っています。裁判と並行して、「若い人も高齢者も安心できる年金制度を!100万署名」に取り組んでいます。
みなさんのご協力をお願いします。
10月16日(金) 年金者一揆
10月16日(金) 13:00~14:00
中央集会 日比谷野外音楽堂
14:10~ 銀座パレード
鎌倉支部は、11時に大船駅に集合します。
年金者一揆のご案内