news 1　７月１５日(水)　年金切り下げ違憲訴訟　いよいよ提訴

　いま、全国の年金者が日本ではじめての年金集団訴訟に立ち上がっています。年金者組合は、昨年、「特例水準の廃止」による２.５％の年金削減に対し、行政不服審査請求を起こしましたが、法律に従って執行されたという理由で、不受理となりました。それに対して再審査請求を行いましたが、同様に門前払いとなりました。それを受けて、残る最終手段として、裁判に訴えることにしました。私たちの主張は、約束された年金支給額が政府の判断で削減されることは、憲法25条の生存権の保障に違反すると言うことが主眼点です。
　すでに２月の鳥取県本部に始まり、各県本部が続々と地裁に提訴、原告は２０００名規模になっています。私たち神奈川県では、７月１５日に、２５０名が原告となり、神奈川地裁に提訴します。鎌倉支部からも２名が原告に加わっています。

2015年6月15日　大船仲通

安保法制も年金切り下げも憲法違反!!

　7月１５日は安保法制の国会での山場となることが予想されます。安倍内閣の進める安保法制は、憲法学者の多くが憲法違反だしています。自公政権が現国会での多数をよいことに、憲法違反の立法を強行採決しそうな状況となっています。このような政権の暴走は許すことができません。
　私たちは、日本を「戦争のできる国」にしようという安保法制と、年金をはじめとする社会保障を切り捨てていく政策は、同じ根っこから出ているとみています。「安保法制も年金切り下げも憲法違反」です。

どうなっているんだ！？「漏れた年金」

　６月には年金情報の流出が起こり、かつての「消えた年金」が完全に解決していないのに、今度は「漏れた年金」さわぎとなっています。日本の年金システムに対する信頼がまた大きく揺らいでいます。さらに、低年金者の自殺の問題も現実に起こっています。それでもなお、「マクロ経済スライド」によって３０年にわたって年金を削減し続けていくのでしょうか。また、塩崎厚労大臣は「ＧＰＩＦによる年金積立金の株流用」をさらに続けていくつもりなのでしょうか。

「老いも若きもみんなの大問題」

2015年5月15日　鎌倉駅前

　私たちは、今度の裁判で、年金削減の阻止だけでなく、「最低保障年金制度」などの私たちの主張を訴えていきます。裁判は多くの弁護団の力を借りながら、年金者組合の組合員が原告となって戦いますが、多くの市民の皆さんのご支援が欠かせません。現在、ご高齢で年金を受給している方だけでなく、今掛け金を支払い、将来の受給を予定している現役世代、若い皆さんにとっても大問題であるということをご理解いただき、裁判のご支援をお願い致します。

news ２　鎌倉駅前で署名活動

　マクロ経済スライドの実施に抗議
　　　　　　　　　　　　裁判提訴も訴え

2015年5月15日　鎌倉駅前

　年金者組合鎌倉支部は、毎偶数月の年金支給日に、大船仲通で「年金削減反対」の署名と宣伝活動を行っています。さらに、この４月から、「マクロ経済スライド」が実施され、３０年に及ぶ毎年約１％の年金削減の開始という事態を迎え、奇数月にも署名、宣伝活動を行うこととしました。
　この５月１日は、はじめて鎌倉駅前で署名、宣伝を、新たに「年金裁判へのご支援をお願いします」ののぼりも立て、１０：３０～１１：３０の１時間で実施しました。私たちの想像に反し、鎌倉市民だけでなく、観光客や修学旅行に来た高校生が足を止め、私たちの訴えるチラシを受け取り、署名に応じてもらえました。組合員１２名の参加で、署名が６５筆、カンパが１４５０円集まりました。
　これからも、奇数月には鎌倉駅頭での署名・宣伝活動を続けたいと考えています。そこでは、多くの皆さんのご協力もある一方、「年金カットは若い人の将来のためには仕方がない」という、率直なご意見を頂くときもあります。その場でチョットした議論になることもしばしばです。
　このような市民の皆さんとの意見の交換ができるのも、街頭宣伝の良さだと思います。私たちは、この機会に私たちの考え、要求を説明し、反論にも答えます。そして理解が広まり、運動が進むよう、がんばりたいともいますので、皆さんもぜひ外交行動にご参加下さい。年金支給日の１５には、偶数月には大船、奇数月には鎌倉で、１０：３０から１時間程度実施しています。

news 3　６月３日　初夏のバス旅行

　６月３日（火）、鎌倉支部恒例の初夏のバス旅行は、静岡県袋井市にある、可睡斎という徳川家康ゆかりの禅寺と「可睡ユリの園」・加茂庄屋屋敷と「加茂花菖蒲園」を訪ねました。あまりなじみのないところでしたが、「一生に一度は見ておいたほうがいい」という発案者の声に導かれての実施となりました。あいにく、小雨と曇り空でしたが、想像を超えたユリと花菖蒲に迎えられ、気分は晴れ晴れとした素晴らしい一日となりました。
　参加者は今までの最高の４２名。参加者のなかから新たに年金者組合に加盟する人も現れ、有意義なバス旅行となりました。

可睡ユリの園　園内には１５００種類、２００万本のユリが満開でした。

可睡斎の山門

ユリ園のほんの一部です

徳川家康が隠れたという穴

鴨菖蒲園の花菖蒲

加茂花菖蒲園で記念撮影

news 4　楽しいおしゃべりサロンを開催

６月８日（月）　大船・新富会館

日野元委員長の音頭で「青い山脈」合唱

４月・５月・６月生まれの皆さんと、新しく組合に加わった皆さんを迎え、おしゃべりサロンを開催しました。

　三ヶ月に一度、手料理を持ち寄って、気軽なおしゃべりを楽しんでいます。まずはカンパーイ。
　委員長の硬いお話のあとは、皆さん、近況や最近感じたことなどを一言ずつ。さっそく年金情報の流出が話題に。皆さん、怒り心頭。おしゃべりで怒りを発散。

　ちょっとした季節の食べ物を楽しみ、お酒も適度に頂いて、会費１０００円は安いかも。準備にあたった幹事の皆さん、ごくろう様でした。

　準備にあたった幹事の皆さん、ごくろう様でした。

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